「詐欺手口アーカイブ」の記録です。2026年(令和8年)9月26日は、確認した範囲では、この日付で新たに公表された特殊詐欺の事案は見つかりませんでした。一方で、前日9月25日の夕方に報じられた逮捕のニュースを、今日の確認で見つけました。9月25日の記録を作った時点では見つけられていなかったため、今日の記録として整理します。
確認したページと、その結果
2026年9月26日21時台に、次の公的機関のページを直接開いて、掲載日を確認しました。
| 確認したページ | 確認できた最新の掲載日 | 9月26日付の特殊詐欺の掲載 |
|---|---|---|
| 三重県警察「事件事故情報」 | 2026年9月25日 | なし(9月26日付の掲載自体がありません) |
| 警察庁SOS47「注意喚起・お知らせ」 | 2026年9月4日 | なし |
あわせて、全国紙や放送局の報道も検索しました。9月26日付で新たに報じられた詐欺事件は見つかりませんでしたが、次の報道を見つけました。
カンボジアの拠点から電話をかけていたとみられる男女2人を、警視庁が逮捕
TBS NEWS DIGの報道(配信を載せたCubeニュースで、2026年9月25日17時34分の掲載を確認)によると、警察官などを名乗るうその電話で暗号資産をだまし取ったとして、30代の男女2人が、警視庁に詐欺の疑いで逮捕されました。2人は、カンボジア北西部にある特殊詐欺の拠点で、電話をかける役(かけ子)をしていたとみられています。
報道によると、2人は去年(2025年)8月、当時40代の女性に警察官などを名乗って電話をかけ、「身の潔白を証明する必要があり暗号資産を移動させてほしい」などとうそを言い、暗号資産8,100万円相当をだまし取った疑いがもたれています。NHKも同じ日の19時40分に、カンボジアにある拠点から都内の会社役員に電話をかけ、およそ8,000万円相当の暗号資産をだまし取ったとして30代の男女2人が逮捕された、と報じています。
女性のもとには最初、大阪府警の捜査員を名乗る男から、資金洗浄に使われたキャッシュカード1枚が女性のものだった、という内容の電話がありました。その後、捜査2課の捜査員を名乗る男や、検事を名乗る男からも連絡があり、最終的に暗号資産を送るよう指示されたということです。警視庁は、2人があわせて2億4,000万円相当の暗号資産をだまし取ったとみて調べています(出典:TBS NEWS DIG(Cubeニュース掲載)、NHKニュース)。
現時点では逮捕の段階で、疑いがもたれている、という報道です。裁判で事実が確定したものではありません。当サイトでは、逮捕された人の氏名は載せていません。
この件から読み取れること
最初に名乗る相手から、別の機関の人物へと話が引き継がれ、最後にお金を動かすよう言われる流れは、2026年9月24日の記録に整理した三重県の事案(日本郵便、旭川警察署、検事長と順に名乗られた60代女性の事案など)と同じ形です。今回の報道でも、大阪府警の捜査員、捜査2課の捜査員、検事と、名乗る相手が次々に変わっていきました。警察官を名乗る電話の典型的な流れは、当サイトのニセ警察詐欺の記事で解説しています。
電話をかける拠点が海外にあるとみられる事件は、2026年9月20日の記録に載せたマレーシアでの拘束の報道に続くものです。KSB瀬戸内海放送(ANN系)は9月23日、カンボジアで今年、特殊詐欺の拠点になっているとして3つの施設が摘発され、200人以上が拘束されたこと、押収品の中に偽物とみられる日本の警察官の制服や手帳もあったことを報じています(出典:KSBニュース)。警察庁も、警察官役の犯人が偽の警察手帳や逮捕状を見せてくるケースがあると注意を呼びかけています(出典:警察庁SOS47「ニセ警察詐欺に注意!」)。手帳や制服を見せられても、それだけで本物の警察官だと判断しないでください。
警視庁は、警察官役の犯人が検察官を名乗ることもあると説明したうえで、「警察官がSNSやビデオ通話で連絡を取ることはありません。」としています(出典:警視庁「警察官等をかたる詐欺」)。電話やビデオ通話で、身の潔白の証明やお金の調査を理由に、現金や暗号資産を移すよう言われたら、その場で切り、警察署の代表番号や、警察相談専用電話(#9110)に、自分で確認してください。
前日の記録は、2026年9月25日の記録です。
(当サイトは個人が運営する情報サイトであり、警察・自治体などの公的機関とは関係ありません。記載内容は、上に示した公的機関のページと報道を、確認した時点の状況にもとづいて要約したものです。)
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