2026年10月2日、栃木・神奈川両県警の合同捜査本部が、日本人9人を詐欺未遂の疑いで逮捕しました。日本警察がラオスを拠点とする日本人の特殊詐欺グループを摘発したのは今回が初めてと、複数のメディアが報じています。
9人はいずれも、逮捕当日に航空機でラオスから日本に移送され、機内で逮捕状が執行されました。
手口:ラオス国内から通話アプリでビデオ通話に誘導し、偽の警察手帳を提示
報道によると、逮捕された9人は2026年6月17日、ラオス国内から携帯電話の通信アプリを使って福島県郡山市のパート従業員(67歳)に接触しました。警察官を名乗り、SNSのビデオ通話に誘導したうえで偽の警察手帳を提示し、「あなた名義で携帯電話が不正に契約されている」などと告げて現金をだまし取ろうとしたとされています。
このグループが使った手口のうち、ビデオ通話で偽の警察手帳を見せるという部分は、この週に三重県内でも確認された事案(週次記録:2026年9月26日〜10月2日)と共通しています。電話の口頭説明だけでなく、ビデオ通話という視覚的な手段を使って信頼を得ようとする手口が、国内外の複数の事案で使われていることが確認されています。
ラオスに拠点を置いた詐欺グループは、今回の報道で確認された手口として、日本国内の被害者に通信アプリで接触し、警察官を名乗って現金を要求していたとされています。東南アジアに拠点を置く詐欺グループへの摘発はこれが初めてではなく、カンボジアを拠点とするグループへの摘発も前週に続いており、その後の逮捕も確認されています(速報:カンボジア拠点の詐欺、かけ子リーダーを逮捕へ)。
今分かっていること、まだ分かっていないこと
今回の逮捕で現時点(10月2日)に確認できているのは、以下の範囲です。
- 栃木・神奈川両県警の合同捜査本部が、詐欺未遂の疑いで日本人9人を逮捕した
- 9人はラオスから航空機で移送され、機内で逮捕状が執行された
- 容疑となった事案は2026年6月17日、福島県郡山市の67歳のパート従業員への被害(未遂)
- 手口は携帯通信アプリでの接触→SNSビデオ通話→偽の警察手帳の提示→現金の要求
- グループ全体の規模、被害の全体像(逮捕された事案以外の被害)はまだ公表されていない
続報が入り次第、追記します。
確認先と、このアーカイブの記録の方針
この記事は、デイリースポーツ(2026年10月2日配信)およびテレビ朝日系ANN(Yahoo!ニュース経由・2026年10月2日配信)をもとに記録しています。警察庁・栃木県警察・神奈川県警察の公式ページへの直接確認は、公開時点でアクセス不可でした。
このアーカイブでは、一次情報として警察庁・都道府県警察の公式発表を優先し、報道機関の記事は補完として参照しています。報道のみ確認できた情報は「〜と報じられています」という表現で区別しています。
被害者の氏名・逮捕された人の氏名は記載していません。記録にない情報の推測や断定は行っていません。
情報の誤りや気づいた点がある場合は、info@sagi-teguchi-archive.com にご連絡ください。このアーカイブは個人が運営しています。
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